鼻尖部が比較的スッキリしていて、
鼻翼(小鼻)の丸みが気になっているということで、
手術の依頼を受けました。
鼻翼自体の厚みは余りないタイプです。
鼻翼基部からの広がりが、「小鼻が大きい」という
感覚を作り出していると判断し、鼻翼縮小手術を提案しました。
鼻腔底部から鼻翼内側までを切開して幅を寄せてきます。
外側まで切開を進めると傷が目立ちやすいので、
可及的に切開は最小で済むような計画を立てています。
前方から見た時の鼻腔の見え方や、鼻尖部から鼻翼へのラインにも変化が認められます。
術後1か月だと傷の赤みが未だあり、下から見上げられると傷がわかります。
赤みが引いて創部が馴染むまでは3か月程度かかります。
鼻は鼻尖部という頂上と鼻翼という裾野の山のようなものです。
極端に細くなったりするとバランスの悪い山になります。
滑らかで自然な山にするためのボリューム操作が
不自然に見せないコツです。
「形容されない鼻」を目指して、一緒に理想の鼻を目指しましょう。
術式:鼻翼縮小手術(内側法)
手術時間:40分
術後:腫れ軽度、内出血少量(1〜2週間)、1,2か月の瘢痕の赤み
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