箸を持つように握る持針器ー針を操るー

目や鼻の手術では
患者の位置、縫う場所により
術者の手は様々な方向へと動きます。
狙った部位に確実に針を差し込み、
針の孤に沿ってスムーズに抜き切る動きは
とても複雑です。
その動きをよりスムーズに
無理なく操作するために
チョップスティックタイプの持針器を
入手しました。
この持針器はMade in japanです。
長野県にあるEMIファクトリーで
作成されているチタン性の持針器です。
先端の針を把持する部分の加工に優れ
持ちやすいサイズにかかわらず
重さを感じない素材でできています。

自治医大にいた頃使用経験があり、
3月に行ったダラスでもDr. D. Toriumiが
手術で似た形状の持針器を使用していたのを
見て、購入を決めました。
顕微鏡で血管を縫う時は当然のように
使っている持針器です。
目や鼻などの繊細な部分に
使わない理由がありません。

EMIファクトリーは日本の会社なので、
メンテナンスもすぐに引き受けてくれます。
そして何よりも色!
色付けされていないシルバーもありますが、
青や黄色、紫などもOKです。
7色つけるレインボーカラーも
オーダーすることもできます。
これは色を焼き付けているため、
塗装がはげるような心配はありません。

持ち手も平柄と丸柄が選択できます。
先端の形状もストレートと曲がり、
幅1.0と1.2mmが選べます。
その他オーダーメイドもしてくれる
ファクトリーです*\(^o^)/*

良い仕事しているメーカーだと思います(-_^)
これを使って手術するのが
楽しみです*\(^o^)/*

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