脇の悩みは汗と臭い。
汗はボトックスがとても簡単。
何度も注射が大変であれば、ミラドライというよい器械があります。
汗が少なくなれば、臭いも少なくなります。
それでももっと臭いを何とかしたいと思う方は、
アポクリン汗腺を切除しなければいけません。
方法は2通り。
専用の器械を用いて4㎜ほどの切開で
裏からこそげ取る「シェービング法」、
切開して目視しながら切除する「完全摘出法」。
この二つは精度が異なります。
切開は皺に沿って行うので、さほど目立ちません。
脇の皮膚はトラブルが起きやすい部位ではありますが、
縫合・閉創や術後の圧迫をしっかり行えばトラブルを回避できます。
この方は「完全摘出法」を受けられた方です。
術後3か月が経過して、腕を上げたときの突っ張り感も
ほぼ解消しています。
触診ではまだ部分的に硬結を触れますが、
徐々に軟らかくなってきます。
「完全摘出法」では傷を気にされる方が多いですが、
時間が経てばこの程度まで回復します。
これから夏に向けて快適に過ごしたいと
思う気持ちを応援致します。
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