美容で扱う創部は皮膚も柔らかく
丁寧に操作する必要があります。
閉創の際に使用する針も糸も
比較的細めです。
そんな繊細な針を掴む持針器も
繊細な器械と繊細な感覚で
持つ必要があります。
器械の先で掴む針の感覚や
針が組織を貫く感覚は
指先で常に感じていなければいけません。
そのためにも感覚が敏感な
指先で持つ必要があります。
持針器に限らず、鑷子や剪刀も然りです。
この指先で持つ事↑を
新人ドクターやナースに
いつも指導をしています。
ですがなかなか矯正が難しいです。
道具の持ち方一つで
しっかりとした教育を受けた人かどうかが
わかります。
外に出ても恥ずかしくない
ドクターやナースを育てるため
常日頃から所作を正していければと思います。
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